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AI 麻雀の攻略法 [麻雀]

ゲームの攻略法を書くのは初めてだ。

ゲームはスペースインベーダーの頃

からほぼしたことはなく、任天堂の

マリオがヒットしても無視していた。

というより関心そのものがなかった。

それは他の趣味に忙しかったという

ことではなく、結婚生活を維持する

のに、そのための会社生活・サラリー

マンで時間が取られていたからだ。

かと言って、それが暇でもゲーム

に手は出さなかっただろう。

無関心、それだけ。

しかし、麻雀は父が麻雀荘で雇われ

マスターをしていたのとその関係で

麻雀仲間が親戚も含めて、いたので、

30代まではよく誘われ、それで遊ん

でいた。もう40代以降は父も引退、

仲間も集まらなくなり、それで年

に一度くらいは麻雀をして暇つぶし

をしたいと思う時があり、それが

AI麻雀ゲームを買うきっかけ

だった。

それで時々ぼちぼちとひとりで

ゲームをしていたが、年に2,3度

だろうか、暇つぶしだった。それ

が盛んになったのはそれから20数

年後のコロナ流行の後半だった。

体の調子も悪く、暇を持て余したが、

旅行ができないので家で過ごすしか

ない、日本全国の退屈に僕も巻き込

まれたというわけだ。

麻雀ゲーム復活である。特に今年は

記録的真夏日の多い夏だったので、

気温との戦いは楽しいものではなく、

寝るも寝られず、クーラーとの調整

も戦いのようなもので、・・・・・

・・・とここらで近況解説はやめよう、

つまらない。


AI 麻雀ゲームのアマゾン通販のカス

タマー評価では相手がリーチ一発で

上がったりが多くて、とかの不満が

いくつか多くあった。そのとおりで、

なんで?というほぼ実際での麻雀

には見られない展開があって、これ

はあり得ないという理不尽さを感じ

ることが、ままある。

しかし、長い経験があるので、それ

ほど負けが込むこともなく、勝ち続

けるのでつまらなかった。

ところがゲームをする回数が増えた

せいだろう、5月の連休はかなり暇で

2週も体を休めなければならなかった。

その時に毎日ゲームをしたので、

かなりゲームの様相がその後変わり

始めた。

ともかく相手はAI の考え方ひとつ

で3人も相手がいるわけではない。

それを支配しているのはAI だ。

ゲーム開始から2荘目くらいから

急に相手の聴牌(テンパ)る速度

が急速になったのだ。

速い、早い。こちらの牌の面子が、

ふつう3面子で上がり一歩手前に

なるのだが、2面子もできない

段階で相手のリーチがかかり始める。

それが次の局(回)でも、その次

の局でも続くのだ。とても追いつ

かない。AI の支配速度が増すくら

い、それぞれの上がりレパートリー

が学習で内部記憶が高まるのだ。

準備の数が完璧になり、それが増え

て太刀打ちできない。オーバーヒー

ト状態でこれでは絶対に勝てない。

僕は初期のモードが初心者にも

上がれるモードだろうとわかるの

で、AIを冷やすためにコンピュー

タを再起動させた。これを2,3回

くり返すのが、AIが暴走した時

の対処法だ。

また、ゲームを起動させておいて

からいきなりAI麻雀の終了ボタン

を押して終了させ、というのを

くり返したり、その再起動との

組み合わせをくり返すと、AIは

おとなしくなる。

急にやさしい展開になり、欲しい

牌が嵌張(カンチャン)でも辺張

(ペンチャン)でも自模ってくる。

配牌も目を見張るほどよくなる。

これはAI のゲームを楽しませる

考え方の特徴で、初期モードに

戻るのだ。

なにしろこちらはベテランの経験

麻雀だから、その学習の意味が

最初はわからないし、知らない。

AI は僕の、相手がリーチをかけた

時にどう捨て牌するかを学習する。

すると、その読みを避けてリーチ

すれば、僕は計算通りに振り込ん

でくれるという寸法だ。これで

リーチは待ちが悪くてかけてこ

ないだろう、というプロ並みの

待ち方をする。

そうなると、相手は毎回リーチして

毎回僕に降らせる(負けさせる)と

いう芸当もできるようになる。

AI 学習、恐ろし、侮れず、となる。

そこでそういう自分だけ攻撃される

パターンになったら、すかさず

再起動をお勧めする次第、という

わけだ。

僕は経験から待ち筋や残りの牌から

計算して当たる確率の低い牌から

捨てる。ところが、このベテランが

いけないのだ。裏をかかれて当たる。

悔しいほどに当たる(負け)だろう。

さすがにそれに気づく。誰しもバカ

ではない。

そういう時は決してやらないことを

する。ドラという1翻、当たると追加

されて点数が高くなる牌をわざと出す

のだ。現実の人間同士の麻雀では

ぜったいにやらないことだ。すると、

当たらない、一度も。AIもバカな

もので一度読んだ僕の捨て牌の筋

を記憶しているので、ドラ牌を切る

など、それは予想外・想定外・計算

外なのだ。

この程度のプログラムなら、読めれ

ばこちらの勝ちになる。なので、

予想外の手を打って、勝ち続けた。

しかし、それも長く続けたので、

数か月立った今では少し中和され、

もっとAI の手が込み入ってきた

ようだ。高等な作戦で、一番最後

にひっくり返したり、逆に一番

最後に逆転勝ちさせてくれたりの、

読めない展開も披露している。



と、こんなところだが、この再起動

や強制終了の作戦にはリスク・欠点

がある。AI はコンピュータなので

脆弱なのだ。支配の乱れる、強制

終了などをくり返すと、記憶信号

にバグが発生するらしい。

局が流れて、全員の牌がオープン

され、相手の待ち牌が見えて驚く。

僕の捨て牌で当たっているのに、

見逃しているのだ。なぜ?

それだけでなく、僕がリーチをかけ

て自模っているのに上がりのロンの

ボタンが表示されずに上がれない、

ということがたまに起こる。

牌の記憶がバグで狂ったのだろう、

としか思えない。ゲームはそうなっ

ても大筋でできるがそのバグは

消えないだろうから、厳格にゲーム

の正しさを求めるなら、面白くない

だろう。

アンインストールして、また同じ

盤をインストールしても発生する

から、新しく買い直しが必要なのか、

新しい盤でも変わらないのか、わか

らない。自己出費で確かめられたい。

::ー以上。
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